決算書と別表のつながりを学ぶ

法人税申告書の別表は、決算書やほかの別表の数字を転記・計算してつながっています。帳票を開いて欄をクリックすると、その数字がどこから来てどこへ行くのかが分かります。

まずはここから

金額は架空の会社「株式会社みどり商会(架空)」の例です。各ページの上のボタンで、「黒字」「当期が赤字」「繰越欠損金を控除」のパターンを切り替えられます。

  1. 当期純利益が別表四の出発点になる

    損益計算書の当期純利益を別表四の1欄に書き、ここから税務上の所得金額を計算していきます。

    損益計算書 当期純利益1,353,000円別表四 1欄 当期利益又は当期欠損の額 総額1,353,000円
  2. 納税充当金は、3つの別表と貸借対照表をめぐる

    決算で見積もった確定分の法人税等(納税充当金の繰入れ)は損金にならないので、別表五(二)で整理してから別表四で加算し、別表五(一)にも残高として積み上がります。期末の残高は貸借対照表の未払法人税等と一致します。

  3. 別表四の「留保」が別表五(一)の利益積立金額になる

    社外に流出しなかった所得(留保)は、税務上の利益積立金額として別表五(一)に積み上がります。金額がそのまま一致するのではなく、「留保 + 期首の利益積立金額 - この申告で納める法人税・住民税 = 期末の利益積立金額」という検算式でつながります。

  4. 別表四の所得金額が別表一で税額になる

    別表四で計算した所得金額を別表一に転記し、税率を掛けて法人税額を計算します。

試算表からたどる

試算表のページでは、勘定科目の金額が決算書のどの項目になり、別表のどの欄につながるかをたどれます。

帳票の一覧

令和8年度の様式(内国法人の確定申告(青色))に統一しています。